眼鏡補聴器で失敗しないポイント

近くは見えるけど、なんか見えにくい…の原因と解決のために。

 

「近くは見えるけど、しんどいです」

っていう相談をときどきうけます。

そうなんです

40歳前くらいから、

近視の人以外は

近くが見えにくくなってきます

でも、意外とみなさん気付きません

なぜなら、スマホの画面も見えてるから

長時間見るのがしんどくなってきたなっていう程度

これも『見えにくさ』の1つなんです

 

見るために必要な役割

「見えるけど、なんか見えにくい」の原因と解決の手助け方法を紹介しますね

目の役割は『見る』ですが、

ずっと同じ場所を見てるだけではありません

ピントの合う距離まで目に力を入れたり

ピントの合った距離で維持させたり

両目で見るために、眼球を動かしたり

それぞれに違う働き方をしてます

 

このように、度数だけでは解決できないことが多いんです

眼鏡のレンズで調整を補助してあげるべきか
目の周りの筋肉の運動で楽になるのか

解決策はいろいろあります

 

何か見えないの謎

1.視力の左右差

目はおんなじように見えても

実は左右差ってかなりあったりします

そして、目の筋肉の調整は両目ともに一律で行われるので

右目は強過ぎるけど、

左目は弱すぎるってことが起きます

これが、なんか見えにくいの1つめです

 

2.眼球を動かす筋肉の調節力

近くを見る時には、黒目が中心によって

遠くを見る時には、黒目は真っすぐになります

だけど、眼球を動かす筋肉もいっぱいあって

どれも同じ力で働かなかったり

強過ぎたりすると得意な動きが出てきて、

邪魔することもあるんです

 

3.近くを見る調節力には「瞬発力」「維持力」がある

瞬発力は、どこまで近くを見れるかっていう力です

これが落ちてきたり、

レンズの役割をはたす水晶体が硬くなると

どんどんと近くが見えにくくなってきます

維持力は、そのピント距離を保つ力

この維持ができないと

文字や画面がボケたり、して

また気合いを入れて瞬発力働かせて…

の繰り返しになり、ものすご疲れます

 

まとめ

レンズだけでは、どうしようもない問題があって

目の周りの筋肉の動きや運動で解決できることがある

近くは見えるけど、なんかしんどいなって人は

視力測定だけでなく

目の動かし方や肩、首、手の使い方まで

確認していくと原因がつかめたりします

少し気になるなって方は、

どんな人が検査してるかだけでも見ていってくださいね
私が検査します

 

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店長タカダ

指宿出身指宿育ち子どもは2人。病院と介護施設で理学療法士をしていたが、メガネに救われ苦しめられ、また救われ眼鏡屋さんになりました。視力検査も好きですが、似合う眼鏡を一緒に探して「これだっ!」を聞けたら幸せな気分になります。

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