なぜ、眼鏡にこだわるようになったか。

私自身が眼鏡に救われ、苦しめられ、また救われたからです。

小さい頃からアレルギー体質で、一年中、鼻炎や頭痛に悩まされていました。

理学療法士になった後も、
頭痛や鼻炎について調べ色々な手技を試してきましたが大きな改善はなく…
生活習慣を見直すことでかなり薬の量も減りました。

遠視で近くをみるとすぐに目が疲れ、
翌日頭痛がひどくなることを発見し27歳で近く用の眼鏡を作りました。


目はかなり楽になったのですが、自分に合わない素材と形だったせいで鼻炎が悪化

何本か買い替え、解剖学的に自分に合う素材と形を見つけることができ、
調整方法技術も上がりやっと納得できる眼鏡に出会えました。

そんな救われ、苦しめられ、また救われた経験があるからこそ、
あなたには苦労してほしくないので『こだわり』を持ち眼鏡屋さんをしています。

 

フレームへのこだわり

私自身が鼻炎、頭痛持ちのアレルギー体質なので
素材や形、使いやすさにはこだわっています。

メーカーさんが、持ってきてくれたものを
見て、触って、説明を聞いて選ぶようにしています。

ハッピーワンに流行の最先端をいくようなフレームや
契約料を払わないといけないようなブランドフレームはありません。
半年ほど経過した型落ちを多く揃えるように心がけています。

なぜかというと契約料や最新モデルは、
値段が高くなるのでその分、
売値を上げないといけなくなります。

なるべく値段を抑えて良い物を提供したいので
半年ほど経過した型落ちをメーカーから仕入れるようにしています。

 

レンズへのこだわり

国産のレンズメーカーさんは、
どこもレベルがかなり上がっています。
なので、どれだけ信用できる人達が作っている品物なのか?
レンズの中心がズレて届いたときにどのように対応してもらえるか?
などでメーカーを選んでいます。

現在、契約しているメーカーは定期的に指宿まで来てくださり、
昼ごはんを一緒に食べ、
難しい要望にもう〜んと頭をひねりながら案を出してくださいます。

 

レンズの注文へのこだわり

フレームに合わせてレンズを加工します。
ただその際にレンズ作成で
細い注文をメーカーさんに入れることがあります。
技術者の方に「そんな細かい注文初めてです」と言われることもあります。

メーカーさんにとっては、
少し面倒な取引相手かもしれません。
ただ、注文の段階で妥協してしまうとすぐお渡しできるような
店内在庫レンズと同じになってしまいます。

少しでもあなたの役に立ちたいので細部まで妥協したくないのです。

 

検査へのこだわり

眼鏡に救われた私。
書類に追われる日々のなかでズーンと頭が重くなって、
ズッシリと体がだるく重くなることが何度もありました。

視力検査だけでなく、
目の使い方や体のクセまで考えた度数と調整にすることで
少しでも使いやすくなっていきます。

検査内容はコチラ→

書類作業をするときは、
メガネをかけてパソコンと戦うようになりました。
盾のように心強い存在です。
このように自分もメガネに救われたからこそ、
先代の検査技術に感動し後を引き継いでいく覚悟ができました。

加工へのこだわり

技術がないとできないことは、
業者さんに委託することが多い眼鏡業界。

委託すると修理や調整が自分でできなかったりします。
なので、私は自分でできる技術以外のものは売りません。
責任を持てるものしか売りたくないんです。

レンズを加工する際にも、全て機械任せにはしません。
レンズのフチは機械削りだけでは鋭利な部分があって危ないので、
手ずりをして滑らかになるよう1本1本最終加工をしています。

 

フィッティングへのこだわり

視力検査でしっかり合わせても、
フレームが合っていなかったり、
調整が教科書通り過ぎると全然合わなくなります。

骨格って地域によっても微妙に違ったりするので、
東京では正しい方法でも鹿児島では合わなかったり、
本当に色々です。
ビール好き、焼酎好き、寝る向き、鼻炎、敏感肌などによってもメガネの調整って変わるんです。

なので、あなたにお話を聞きながら調整していきますね。
その日の体調によっても変わってくるので、
おかしいな?って思ったらいつでも寄ってくださいね。