事務仕事の肩こりって全部まとめられがちですが、
実は大きく2つに分けられます
1つめは、
「パソコン上手な人の肩こり」
2つめが
「パソコン苦手な人の肩こり」
キーボードの入力の仕方、
両手の使い方で、
びっくりするほど使う筋肉が違うんです
1.あなたは事務仕事肩こりどのタイプ?
パソコン上手な人の肩こりタイプの特徴は
・ずっと同じ姿勢
・ストレートネック
・両肩ともに巻き肩
・眼精疲労→目の渇き(ドライアイ)+
・首こりひどい
というような特徴があって
パソコン下手な人の肩こりタイプは
・右手(利き手)中心で使う指は人差し指など3本程度
・利き手のキーボード範囲が広い
・キーボード見て、画面見ての繰り返し
・眼精疲労→ボヤ~っと見えるような感じになる
・利き手は基本浮いてる
こんな状況です
今回は、パソコン下手の肩こりさんの対処法を
教えていきますね
知っているだけ
意識するだけで
体の使い方は変わってくるので
痛みや重だるさだけでなく
仕事後の疲れが軽くなって
もっとあなたらしい生活ができます!
2.動きと原因
入力が遅かったり
キーボードの配列がわからなかったりすることで
右手(利き手)が必要以上に働きます
右手が必要以上に働くことで
①肩の一部の筋肉が働き過ぎる
②画面とキーボードを交互に見るために首を使い頭が上下する
③目の調節力を強めたり弱めたりの繰り返し
これらを改善していけばいいんです
一番いいのは、
ブラインドタッチができるようになることですが
そんなすぐにはできないし
覚えたくないって人もいます
3.すぐにできる改善方法
私はブラインドタッチができるので、整体での運動指導では
姿勢や肘の使い方が主でした
けれど、
言われたんです
「わたし、両手で打てません」って…
指導する前提が間違っていたんだって
そんな反省から生まれたのが
今から教えてる方法たちです
①右手の可動範囲を減らす
左手の範囲を増やしてあげる
もしくは
人差し指ではなく、小指や薬指で打つようにする
左手の範囲を増やす上で重要なのは、
指の場所を意識するってことです
意識して数回使ってあげると、意外と慣れます
重要なのは、こっちです
小指や薬指で打つようにする
仕事してると、左手の練習なんて
なかなかできません
なので、右手への負担を減らします
正確に言うと
「右肩への負担」を減らします
人差し指や親指を使うと、
肩には内側の力がかかって巻き肩になりますが
小指や薬指を使うようにすると
外側への力になるので肩こりや巻き肩の
進行を抑えてくれます
②道具の配置を変える
キーボードの位置を利き手側に動かす
or
手前にもってくるようにする
ノートパソコンなら本体を寄せてもらえると
ばっちりです
肘が机から浮かなくなるので、
腕を上げる筋肉を休ませることができます
資料などがある場合は、
ブックスタンドを使用することで
スペースも作れるし、
画面→キーボード→資料
という大きな上下の首の動きも減るので
負担軽減になります
③目の調節力が全力で働かなくて済むようにする
「見えるからいらない」っていう人も多いですが
近い距離でも車や電車を使うのに、目のことになると
逆立ちで移動くらいの勢いで無理させます
「目の疲れ」を「仕事の疲れ」だと
脳が間違って認識しているので、
「目の疲れ」を解消させる必要性を感じていない
いつも全力で働かされると大変です
ちょっとした事で仕事量が減るんだったら、
減った方が楽ですからね
30代から40代なら、目の調節力の5割程度補助
50代以降なら、調節力の6~7割補助で
使いやすい眼鏡になりますよ
4まとめ
右手が必要以上に働くことで
①肩の一部の筋肉が働き過ぎる
②画面とキーボードを交互に見るために首を使い頭が上下する
③目の調節力を強めたり弱めたりの繰り返し
という3つの問題が同時にやってきます
この問題を解決するために
①右手の可動範囲を減らす
②道具の配置を変える
③目の調節力が全力で働かなくて済むようにする
この3つを意識したり、行うことで
体の使い方は変わってきます
痛みや重だるさだけでなく
仕事後の疲れが軽くなって
もっとあなたらしく生きるお手伝いが
できると嬉しいです
まずは、
小指を使うように意識して
キーボードを近くに寄せてみて下さいね