「姿勢よくして!」言われたこともあるし
言ったことも多い言葉
学校や塾、病院でも言われてます
ただ、「良い姿勢」ってなんでしょう??
背筋だけ伸ばして、教科書との距離をとれば
「目には良い姿勢」です
けど、背中や肩にはかなりの負担がいき
肩こりや腰痛の原因になります
痛みを出すのが良い姿勢なんでしょうか
良い姿勢は、ひとりひとり違います
理想とする良い姿勢は
①痛みが出にくく
②目への負担少なく
この2点をしっかり守れている事
1.どちらを優先するか?
多くの場合、目の方を優先させる指導が多いようです
机とお腹の間にこぶし1つ分
これも目を優先しています
考え方を少し変えてあげると
目もカラダもどちらとも大切にしてあげることができるんです
どちらも大切にすることで、
近視の進行を少しでもゆるめたり
肩こりや腰痛を出にくくしたり
姿勢と近視進行の悪循環から
早く抜け出しましょう
2.悪循環とは
ちなみに悪循環とは、下図のような状態
この状態になっていると
「姿勢良くして」だけでは
数分ももちません
なので、1つ1つ問題を取り除く必要があります
1つ改善したら、全部元通りとはいきません
同時進行でぼちぼちです
机の高さや椅子の高さで
元に戻すこともありますが
基礎をしてない土地に
家を立てるようなものなので
ぐらっぐらになるし
別のとこが歪んだりするので
机や椅子、クッションに頼り過ぎるのは
ちょっとリスクが高いです
みんな同じ身長、体重、筋肉の長さ、骨の長さなら
問題ないのですが、兄弟でも違うので
基礎となる体作りからの方が
お金もかからないし安全です
3.悪循環の原因と抜け出し方
①姿勢が悪い
『子どもは体が柔らかい』
私もそんな勘違いをしてました
ストレッチとかでも一見すると柔らかいけど
代償運動といって
うまくごまかしている場合が多いです
なので、硬くなっている筋肉を探して
正しい姿勢ができない原因を探ります
硬くなってる筋肉が伸ばす方法を実践
子どもの体は、まだ軽いので筋肉を
無理につけて姿勢をただす事は
ほとんどの場合必要ありません
②目が近づく
ストレッチをした後は、
伸びやすくなって、
頑張り過ぎていた体の中の綱引きが休憩にはいります
なので、割と楽に良い姿勢にもっていきやすくなり
綱引きが減ってるから疲れにくくなります
③近視進行
一度近視化すると、なかなか元には戻りません
色々な方法がありますが、
めっちゃ長くなるので説明ははぶきます
目とモノの距離が近づくほどに、
目には負担がかかります
負担がかかると、体は対処しようとします
水晶体を膨らまして見ようとする→筋肉使うので疲れる
目を大きくしてピントを合わせる→疲れないが元に戻らない
長時間、長期間すると水晶体というレンズで
対応できていたが疲れるので
楽して見ようと、目を大きくする←近視進行+固定now!
なので、近視は進行しないように
気を付けることが大切なんです
姿勢が悪く、斜めで見ていると
近い方の目を中心に近視が進みやすいので
適正な度数のメガネも必要です
4.まとめ
「姿勢よく!」という言葉の力の無さが少しでも
理解してもらえたと思います
姿勢悪く→肩こり腰痛
目が近く→近視進行(いわゆる視力悪化)
悪循環から抜け出すためには、
体を柔らかくしておく必要がありあます
体の中の綱引きを少しでも減らすことで
疲れにくくもなりますからね
視力低下や将来の肩こり、腰痛を
一緒に予防できたら最高です
これを読んでいるのは、
近視で悩む子どもさんよりもお母さんやお父さんだと
思います。
大人になると体はガッチガチに硬くなりますからね
この際、子どもさんと一緒にストレッチをしてみては
いかがでしょうか?
ふれあいの時間にもなるし、
自分の体は整うし仲良くストレッチおすすめですよ