眼鏡補聴器で失敗しないポイント

35歳からの目を楽に使うメガネ(スマホ、PC仕事用の近用眼鏡)

 

35歳くらいでは、パソコン仕事用やスマホ用の眼鏡を買う人って少ないです。

ブルーライトカットのレンズくらいでしょうか。

確かに、40歳頃までならスマホも見えます。

無意識にですが、目に力を入れて

目を細めたりして短時間なら見えます。

35歳から必要な人とは?

遠視の人や軽い遠視の人は、本当必須です。

眼鏡をかけていない遠視の方の特徴は、

とにかく視力が良い!って事です

学生時代から視力1.5や2.0あったり

遠くの人をすぐ見つけるのが得意だったり

「目は良い」っていう自信をもってたりします。

調節力と遠視の関係なのですが、

眼が調節力を働かせるときは、1方向にしか動かせません。

これがギリギリになってくるとハッキリ見えなくなります。

遠視イラスト メガネ 近用 仕事用 スマホ用 イラスト

力を入れて一時は見えるけど、

長時間になるとしんどくなります。

それでも無理したら、どうなるのか?

 

見えるからと、無理した結果

目は、疲れを感じるようにはできていません。

眼精疲労は、目の周りの筋肉やドライアイ、脳の疲れなど

様々な要素がからみあっているんです。

これが問題。

目は疲れてるはずなのに、他の部分が代わりに疲れを知らせるシステムしかない。

人間の身体ってよくできてて、不調の原因をうまく隠すんです。

ドライアイの人は、まぶたきが増えたり

目の周りの筋肉の硬さは、片目だけ使う事で動かなくして

脳の疲れ、目の疲れ→仕事の疲れに変換

こうすることで、目は疲れてるのに疲れを感じにくくなります。

無理はしてますからね、別の形で影響が出たりします。

①イライラする

②翌日だるくなる

③頭痛、首や肩がズッシリと重い

④やる気が出ない

こんな感じで身体の不調を感じることが多いです。

 

近用レンズだけで問題は解決しない

適正な度数を入れることで、目は楽になることが多いです。

だけど、メガネだけで解決するほど身体って簡単ではありません。

頭痛、肩こりの原因の1つというだけで

全部が目の使い方のせいじゃないんです。

うちでは、ストレッチや筋トレ、皮膚伸ばしなど

理学療法士の知識を使ってセルフ整体方法を無料で教えています。

なんとなく感じていると思いますが、

20代と30代は体がなんか違うし

30代と40代でも変わってきます。

もしずっと一緒の状態なら、スポーツ選手はみんな40代まで現役バリバリでいけちゃいますからね。

 

なぜ、35歳から近用・仕事用メガネが必要なのか?

原因の1つなら、そこまで重要じゃなさそう…

って感じた方も多いと思います。

だけど、メガネの楽さ・良さって

「自分でコントロールできる」ってとこなんです。

筋肉が硬い→ストレッチ

筋力低下→筋トレ

体重増加→ダイエット

全部、気合い入れて毎日継続してやり続けるって難しいです。

腰が痛くなる→机や椅子を変える

これなんて、会社の備品を勝手に変えることはできないとこが多いです。

なので、

メガネは1度作れば、あとは掛けておくだけで楽。

机の上にポンッと置いておくだけです。

目の疲れが軽減するだけで休日のダルさが全然違ってくるので、

本当かけてほしいです。

遠視イラスト メガネ 近用 仕事用 スマホ用 イラスト2

 

良い近用・仕事用メガネを作るコツ

私自身、軽度遠視で視力2.0あるので28歳で近用仕事用メガネをかけ始めました。

失敗の連続で、使いにくいメガネも何本も作り

整体のお客さんにも実験的に作り、肩こりの変化や目の状態を観察しました。

その中で発見した使いやすくするコツを紹介します。

 

①ちょっと弱めの度数設定

ちょっと弱めっていうのがポイントです!

機械と簡単確認検査だけでは、度数が強くでます。

40代以下だと目の調節力が無意識に働いてしまうので、

誤差が出てきてしまいます。

少し時間をかけながら検査をしないと正しい度数は測れません。

なので20分以内で終わる検査では限界があるんです。

ただ調節力ゼロの状態で測ればいいという問題でもなく、

あなたが日常でどのくらい目に力を入れているか?を

考えないと使いやすいバランスのとれた眼鏡にはなりません。

 

あと近用眼鏡の度数は、その店によって決め方が違いますが

マニュアル通りの対応しかできない店だとパソコンが見えなかったり、

仕事にならないことがあるので注意です。

近用度数は、おおまかに年齢で予測する方法と

必要な距離で計算する方法があるので、実際にその距離で使えるか?を

検査段階で確認しながら度数を上下させて決めていくとうまくいきやすいです。

 

②目の筋肉の筋力測定、過剰?不足?

医療関係者やリハスタッフなら筋力測定といえばMMTですが、

眼球についてる筋肉達の検査方法は、

理学療法士の教科書には出てきませんでした…

国家試験対策中にもやった覚えがない…

筋肉は、徒手抵抗と言って手で押さえて筋力を測定します。

眼球は触れないのでどうするか?

実は、「光」が抵抗になったりするんです。

この光を使って、目についてる筋肉が強過ぎるのか?弱すぎるのか?

を検査していきます。

強過ぎれば、負担がかかる原因を突き止め力を抜いてみる練習メニューを組んだり

弱過ぎれば、筋トレメニューを組んだりします。

 

③近くはハッキリ見えるの幻想を捨てる

近視以外の40歳前後の人でも、一時なら近くをハッキリ見ることができたりします。

その一時のハッキリを「近くは見える」と言う人が多い

けど、近くを見る時って何分とか1時間以上見たりすることがあります。

最大瞬間的に力を出せても、持続力がない

もしくは、持続できても後が疲れる。

これだと、「見えるけど、楽にずっとは見えない」ってなります。

100mの距離なら全力で走れるけど、

全力で10Km走るとか…私には無理です。

 

④メガネを嫌いにならないフレームを選ぶ

ずっと眼鏡と無縁だった人がやってしまう過ち

自分のイメージの中にあるメガネを選んでしまうんです。

ほぼ9割の人が手に取ってしまうのが、

黒のセル枠で四角いフレーム 

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黒セル枠は、テレビでよく見ます。

自分というキャラクターを出すために目立つようにかけていたりします。

なので、メガネで目立ちたくない人にはおススメできません。

あと、この手のやつは重いし

調整しにくいし疲れるのが多いので、ファッションとしてかける程度にしておいた方が後悔しないです。

それでもセル枠がいい人は「ウルテム」っていう軽い素材がおススメです。

掛けている感じがしないので、初心者向けの眼鏡フレームです。

自分で似合う似合わないがわかるためには、

脳に自分の眼鏡姿がある程度かたまらないと、わからないので店員さんと話して

無難な1本からスタートするとリスクは少ないです。

私も、20代前半の頃、真っ赤なズボンを買ってしまい結局はく機会のないまま

処分したことがあります…

 

頭痛や鼻炎がある人は、そのことを教えてもらえると

調整しやすくて軽いフレームをいくつか紹介するので

その中で選んでもらえると、余計な失敗をしなくて済みます。

 

まとめ

 

スマホや仕事でパソコンを1時間以上見る機会があるのなら、

休日に疲れを残さないためにも、

近用仕事用メガネを作っておくのがおススメです。

あとは、「目が疲れるから…」

「軽いのがいいです」

「スマホ用を考えてます」っていうと

たまに、遠近両用眼鏡とその他、特殊加工料金になったりして

ものすごく高いものを売れらる人達がいるので

最初に予算を伝えた方がいいですよ。

レンズとフレームを合わせて

1万円から2万円の間くらいでお願いしますと言えば、

いらない機能で値段を上げられずに済みます。

 

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店長タカダ

指宿出身指宿育ち子どもは2人。病院と介護施設で理学療法士をしていたが、メガネに救われ苦しめられ、また救われ眼鏡屋さんになりました。視力検査も好きですが、似合う眼鏡を一緒に探して「これだっ!」を聞けたら幸せな気分になります。

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