もう、輪郭だけで眼鏡を選ぶのやめませんか??
メガネ難民を増やしているだけな気がします!
輪郭でメガネを選ぶと失敗する
1.輪郭
輪郭も確かに重要な要素ですが、絶対ではありません。
丸顔だから丸メガネは似合わないってことはないです。
あと、髪で輪郭の見え方をコントロールしている人が多いので
輪郭で選ぶ意味は、無くなってきています。
メガネじゃなくて、
髪型で輪郭やフェイスラインをコントロールする方のほうが多いです。
美容師さん方の美に対する切磋琢磨すごいです!
選ぶ上で重要な求心顔・遠心顔
似合うメガネで検索すると、輪郭ばっかり出てきます。
なぜ輪郭なのか?
書く人達が分類しやすいからです!
あとコンプレックスに感じていたりすると、検索されるワードなのでこれで分類してるんですね。
重要なポイントを説明します。
1.サイズ感
どう見せたいか?目的は?目の位置で必要なサイズは変わってきます。
中でも重要なのは、目の位置ですね。
寄り目(求心顔)さん、離れ目(遠心顔)いろいろありますが、
左右の目の距離だけでは決まりません。
目尻と輪郭外側の距離っていうが大切です。
ここが広いと寄り目に見えるので、ネット通りの情報では
メガネのサイズが合わなくなります。
眼鏡に書いてある数字は、レンズ度数を正しく使うために
必要な物なんです。
芸能人の方やモデルさん方が眼鏡かけてて
あ!いいな~!って思って同じ眼鏡探してサイズを見るのですが、
びっくするくらい顔小さいんですね!
あの方々がかけると、大きく可愛く見えるのに
自分がかけると眼鏡が小さく見える…
2.輪郭や顔パーツの配置は?
顔は輪郭ではななく、目や鼻、口、眉毛などの形で印象が変わり、
頭蓋骨の形によって配置が決まります。
なので、寄り目っぽいけど目の配置は平均とか
離れ目っぽいけど目の配置は平均みたいな
メガネ屋でよく聞くPD(瞳孔間距離)が似合うメガネを選ぶ上で役に立たたない事がでてきます。
だけど、目と目の距離はレンズをどこに入れるかで重要ですからね。
全体の印象を指して
求心顔と遠心顔があります。
①求心顔さんの選ぶポイント
「智(ち)orヨロイ」の幅+玉型(レンズ)サイズ
中心に集まって見えるので、
レンズサイズだけを見ていると中心に寄ったフレームになりがち。
なので、智(ち)orヨロイ部分の長さを見ます。
ここが長かったり、少し目立たせると
全体のバランスがとりやすくなります。
あとは、ブリッジ部分が分厚いメガネは
そこが目立ってしまい視線が内側に集中するので
余計に求心顔になってしまいます。
スクエア型も求心顔さんには難しいです!
メガネのレンズ部分から見える目と皮膚の余白部分が
外側が広くなるので、違和感がめっちゃ出るんですよね…
男性で髭生やしたりしてると意外となじんだりします。
②遠心顔さんの選ぶポイント
「ブリッジ」+玉型(レンズ)サイズ
ブリッジが長いやつにすることによって、
似合うだけでなくレンズを薄くしたりすることができます。
ブリッジが狭いと、玉型(レンズ部分)がうちに寄ってしまい
余計に目が離れて見えることがあるので注意です。
求心顔と違いブリッジが太くても
似合うので、選べる幅は広がります。
ブリッジが太いのも、視線を中央に集めることができるので
遠心顔さんには似合います。
オーバルタイプが似合うのですが、
若い世代向けのかわいいオーバルって意外と少ないんです!
どうしてもテンプルのとこに装飾がいっぱいある
キラキラした上の世代の方向けのオーバルが多い印象です…
3.どう見られたいか?
意外と見落としがちなポイントです。
「どう見られたいか?」
「どう見せたいか?」の考え方でもOKです。
優しく家庭的な雰囲気でいたいのに、
赤の目尻吊り上がった眼鏡かけると、
まったく真逆のイメージになります。
職人さんで仕事に熱心でキチっとこなすのに、
歪んだメガネかけてたら、相手は不安になります。
優しさが必要な現場に、怖さが増すメガネやカラーとか…
色々あります。
ご本人が気にならなければ、まったく問題ないです。
だけど、私みたいに小心者で
人の目もある程度気になる人は、
『このメガネはどんな印象を与えるか?』という視点は
重要です。
どんな印象を与えるか?の記事を書いてる途中なので
出来たらアップしますね。
4.髪型
髪型も種類が多すぎるので、
前髪やカラーでのバランスのとり方です。
基本部分だけ説明しますね。
まず、メガネもコーディネートの一部です。
髪をキチっとセットしないと、似合わない服があるように
髪をセットすることでメガネの合わせ方はガラッと変わります。
むしろ、髪さえセットしていたりキチっとしている人は
それだけで丸メガネや個性的なメガネが似合ってきます。
先入観が関わっているんでしょうね
「髪をキチっとしているくらいだから、しっかりしてるんだろう」
これすごい重要なんです。
寝ぐせボサボサで、カッコイイメガネや靴をはいてもチグハグなるだけ
カットしてセットした後に、メガネ選ぶと本当新しい自分を発見できます。
パーマのやわらかい感じと丸メガネやボストンタイプの相性は良いし、
ツーブロックでカチッとセットして、四角形っぽいメガネかけると
それだけで仕事できそう度UPです。
前髪下ろしてる人は、ブロータイプをかけると
印象が重くなるけど、おでこを出す人にはピタッと収まったり
髪のカラーとメガネのカラーを近づけると一体感が出てバランスとりやすいです。
ん-…美容室の隣に、眼鏡屋さんがあったら
新しい自分を発見できそうです。
まとめ
メガネの似合う似合わないは、全体のバランスです。
全体というのは、輪郭を含めた顔のパーツや配置、髪型やカラーなど
実際に見える部分。
そして、どう見せたいか?どう見られたいか?の自分と相手からの視点。
ここまで書いててなんですが、
本当難しいですね。
洋服とかなら、自分に合う合わないを何年もかけて探してきますが
メガネの場合は
「見えるようにする」という大義名分があるから、
似合わなくてもしょうがない、一番大切な「見える」があるから
「こんなもんかな」って人が意外と多いです。
1本目は、冠婚葬祭でも使える無難なメガネ
2本目は、自分らしさを出して、楽しめるメガネ+予備っていう
感じで2本以上持っててもらえると
メガネの世界はもっと広がります。
「似合うのがわからない」って人達は、
うちに来てもらえたら、一緒に選びます。
別に買わなくてもいいので、参考程度に聞いてくれたら嬉しいです。
もし、似た人がいたらラッキーくらいのつもりで見てくださいね。