眼鏡補聴器で失敗しないポイント 職業病、生活のクセ

メガネが原因の頭痛肩こり「テンプル(うで、つる部分)」②

「メガネを新しくしたら、
頭が痛くなった…」

 

頭痛はしんどいですよね

やる気もなくるし

布団から出たくなくなります

 

メガネで頭痛が出る時って、

レンズのせいにされがちです

 

度数が合ってないとか 

乱視角度が合ってないとか

 

そこでまた検査して

「度数違いますね、新しく作り直しましょう」

みたいな事を言うお店もあります

作ったばかりなのに

 

 

今回は、眼鏡の横の部分、ウデやツルって呼んだりする

業界用語でいう「テンプル」が原因の

頭痛について紹介と改善方法を

紹介していきますね

 

1.テンプル頭痛原因①調整と身体

 

テンプルの調整ミスで起こることで多いのが、

「緩過ぎて、ズレてくる」

「キツ過ぎて、ズレてくる」

真逆の原因なのに、

同じ結果になるんですね

 

 

頭痛が出る時は、

「キツ過ぎて、ズレる」の時に多いです

圧迫してしまうんです

 

「血管」や「神経」を

頭痛の原因でこれだけで

片付けられてしまうことが多いんですが、

違うんです

 

テンプルが、「筋肉」を圧迫した時

この時も二次被害が

 

 

 

発生しやすくなります

 

そして、その上にある「皮膚」も重要

皮膚が動かしくにくなると

筋肉は余計な力を入れて働かないといけなくなります

 

頭からアゴに繋がる筋肉も圧迫されるため

正しく効率よく働けなくなります

無駄な力が入ることによって

色々影響が出ちゃうんですね

 

 

なので「テンプル」が原因で起こる

頭痛は、

「血管」

「神経」

「筋肉」

「皮膚」等の圧迫なんです

 

 

 

2.テンプル頭痛原因②素材

 

うちにある眼鏡で多く使われている素材は

プラスチック系

「超弾性樹脂」

「アセテート」

最近流行りのウルテムも超弾性樹脂に入ります

 

金属系

「形状記憶合金等」

「チタン(チタン合金含む)」

「ステンレス等」

金もありますが、使いにくいし重いし

あまり売りたくありません…

 

この中で、

「アセテート」と「合金」に

硬いのが多く

調整がうまくいってないと

圧迫してしまい頭痛の原因になっています

 

 

あと、意外と多いのが

太いテンプルで圧迫面積が広くなっているものと

重さがUPしているものです

 

抑え込みも強くなるなるので

頭痛や鼻炎がある人には、

太いテンプルはお勧めしません…

 

最初バッチリに調整しても

使ってるうちにメガネに生活のクセが

出てしまうので、

何回も調整しに行かないといけなくなります

 

 

3.解決策

 

①身体と調整

 

調整で大切なのが、

その人の骨格を正しく見ること

目から耳のラインが

どんなカーブになっているかは

一人一人違います

 

基礎的な分け方はこんな感じ

メガネの調整って

後ろの耳掛け部分(モダン)だけだと

思っている方が多いですが

違いますからね、全部です!

 

 

ある程度使っているうちに

メガネにクセが出てきます

 

片手で外したり、

寝落ちしてメガネを圧迫してしまったり

 

そうするとテンプルの開きに左右差が出てきて

痛みの原因とズレの原因になります

 

 

②素材

 

テンプル部分が金属なら調整しやすいです

その人の顔に合わせて曲げていくだけなので

 

だけどプラスチック系は、

熱を加えながら曲げないといけないものも多く

失敗したらドロっとなったり

シワが寄ることがあります

 

なので、自分でやらずに

メガネ屋さんにしてもらった方が安全です

 

 

4.まとめ

 

素材を触ってわかるのは経験者か本当に好きな人だけなので

そこは、店員さんに相談しながらがいいと思います

 

頭痛や鼻炎のある人は、

細めのテンプルの方が安心です

 

定期的に、左右のテンプルを調整することで

違和感の軽減や

ズレ防止にもなるので

たまにはお店に来てくださいね

 

調整をするときに、

耳の後ろ(モダン)だけを、調整するだけでは

足りないので、

「テンプル部分の調整もお願いします」と

言った方がより良い眼鏡ライフをおくれますよ

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店長タカダ

指宿出身指宿育ち子どもは2人。病院と介護施設で理学療法士をしていたが、メガネに救われ苦しめられ、また救われ眼鏡屋さんになりました。視力検査も好きですが、似合う眼鏡を一緒に探して「これだっ!」を聞けたら幸せな気分になります。

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