「メガネを新しくしたら、
頭が痛くなった…」
頭痛はしんどいですよね
やる気もなくるし
布団から出たくなくなります
メガネで頭痛が出る時って、
レンズのせいにされがちです
度数が合ってないとか
乱視角度が合ってないとか
そこでまた検査して
「度数違いますね、新しく作り直しましょう」
みたいな事を言うお店もあります
作ったばかりなのに
今回は、眼鏡の横の部分、ウデやツルって呼んだりする
業界用語でいう「テンプル」が原因の
頭痛について紹介と改善方法を
紹介していきますね
1.テンプル頭痛原因①調整と身体
テンプルの調整ミスで起こることで多いのが、
「緩過ぎて、ズレてくる」
「キツ過ぎて、ズレてくる」
真逆の原因なのに、
同じ結果になるんですね
頭痛が出る時は、
「キツ過ぎて、ズレる」の時に多いです
圧迫してしまうんです
「血管」や「神経」を
頭痛の原因でこれだけで
片付けられてしまうことが多いんですが、
違うんです
テンプルが、「筋肉」を圧迫した時
この時も二次被害が
発生しやすくなります
そして、その上にある「皮膚」も重要
皮膚が動かしくにくなると
筋肉は余計な力を入れて働かないといけなくなります
頭からアゴに繋がる筋肉も圧迫されるため
正しく効率よく働けなくなります
無駄な力が入ることによって
色々影響が出ちゃうんですね
なので「テンプル」が原因で起こる
頭痛は、
「血管」
「神経」
「筋肉」
「皮膚」等の圧迫なんです
2.テンプル頭痛原因②素材
うちにある眼鏡で多く使われている素材は
プラスチック系
「超弾性樹脂」
「アセテート」
最近流行りのウルテムも超弾性樹脂に入ります
金属系
「形状記憶合金等」
「チタン(チタン合金含む)」
「ステンレス等」
金もありますが、使いにくいし重いし
あまり売りたくありません…
この中で、
「アセテート」と「合金」に
硬いのが多く
調整がうまくいってないと
圧迫してしまい頭痛の原因になっています
あと、意外と多いのが
太いテンプルで圧迫面積が広くなっているものと
重さがUPしているものです
抑え込みも強くなるなるので
頭痛や鼻炎がある人には、
太いテンプルはお勧めしません…
最初バッチリに調整しても
使ってるうちにメガネに生活のクセが
出てしまうので、
何回も調整しに行かないといけなくなります
3.解決策
①身体と調整
調整で大切なのが、
その人の骨格を正しく見ること
目から耳のラインが
どんなカーブになっているかは
一人一人違います
基礎的な分け方はこんな感じ
メガネの調整って
後ろの耳掛け部分(モダン)だけだと
思っている方が多いですが
違いますからね、全部です!
ある程度使っているうちに
メガネにクセが出てきます
片手で外したり、
寝落ちしてメガネを圧迫してしまったり
そうするとテンプルの開きに左右差が出てきて
痛みの原因とズレの原因になります
②素材
テンプル部分が金属なら調整しやすいです
その人の顔に合わせて曲げていくだけなので
だけどプラスチック系は、
熱を加えながら曲げないといけないものも多く
失敗したらドロっとなったり
シワが寄ることがあります
なので、自分でやらずに
メガネ屋さんにしてもらった方が安全です
4.まとめ
素材を触ってわかるのは経験者か本当に好きな人だけなので
そこは、店員さんに相談しながらがいいと思います
頭痛や鼻炎のある人は、
細めのテンプルの方が安心です
定期的に、左右のテンプルを調整することで
違和感の軽減や
ズレ防止にもなるので
たまにはお店に来てくださいね
調整をするときに、
耳の後ろ(モダン)だけを、調整するだけでは
足りないので、
「テンプル部分の調整もお願いします」と
言った方がより良い眼鏡ライフをおくれますよ