これを読んでいるということは、
「光が網膜上で結ぶ…」で
「…は?」となってる状態だと思います。
親の立場とプロ目線で心配事を考えます
本当に知りたい事って、
遠視の光学的なとこじゃなくて、
日常生活や学校、将来の事だと思います。
親の立場で、心配の答えを書いていきますね。
子どもさんが悪い事や危ないことをして叱る。
必要だと思います。
ただ、できないことや苦手なこと、一生懸命やっているのに
勘違いして叱るのは親としても辛いです。
メガネと遠視の誤解をときたい!
親としても、
子どもが急にメガネかけないといけないと言われると
ショックですよね。
遠視の子は、遠くが見えるので
離れていてもすぐ見つけられるし、
近くも見えていたりするので
親としてもイマイチ必要性を感じません。
『見えるのに、なぜ必要なのか?』
見えてるから、いらなそうだし、
子どもも嫌がるから外してていいかなって
なりがち
ここらへんを
しっかり説明して、
なぜ、見えているのにかけないといけないのか?
がわかります!
遠視の問題点3つ
見えてるから必要性感じないし、
メガネをかけると目が悪くなるって言うし…
なぜ見えるのに、メガネをかけるのか?
大切なのは、
『視力の維持』
『目に負担をかけない』
まとめたものを紹介します!
遠視は、どんな時に困るの?
遠視は、調節力を働かせれば
遠くも近くもハッキリ見えます
この調節力は、小さい小さい筋肉を働かせることで
ピントを合わせます。
筋肉は働き続けることで疲れたり、硬くなります。
なので、長時間ピント調整していると
疲れてボヤ―ッと見えたり
頭が痛くなったりします。
このように、遠視の度数が強ければ強いほど
調節力を働かせないといけないので
目は疲れやすくなります。
目も体力と一緒で
限界はあります。
働かせ過ぎると、必要な時に動けなくなりますからね。
例えば!
漫画やゲームを一生懸命して、
目が疲れてヘロヘロの状態。
勉強しようとすると、目の体力無くて
集中できない!(注意の維持)
目が楽なのは、調節力が少しで済む遠くを見ること
遠くに漫画やテレビなどがあれば
頭はそっちで一杯になります。(注意の選択)
集中には注意の「維持」「選択」「転換」という3つが
バランスよく働く必要があるんですが、
「維持」「選択」で邪魔されやすい状況なので、
集中力は低下しがちです。
あと、近くを見る時に
目に力をグッと入れないといけないので
眼球につく筋肉が必要以上に働きます。
目を内側に寄せる筋肉が
ずっと頑張った結果、寄り目になりやすくなります。
目への負担を減らすことで、
筋肉の緊張がほぐれて
目が楽な位置に戻ることもあります。
遠視は治るの?
親として、一番気になるところではないでしょうか。
あと、遠視は病気ではないので治るって表現は
少し違います。
遠視にもいろいろありますが、
今回は眼球の大きさだけ説明していきますね。
眼球の大きさは、
赤ちゃん:約17㎜
成人:23~24㎜
そして、14~15歳で大きさの
成長は終わると言われています。
なので、小学生くらいの遠視の子は
少し軽くなっていくと言われています。
将来はどうなるの?
子どもの頃は、調節力があるので
目の疲れが主な問題になります。
大人になってくると、
近くの見えにくさも入ってきます。
調節力が追い付かなくなり、
パソコンや本、スマホなどがボヤっと見えてきます。
あと、長時間近くを見る作業や仕事があると
翌日の疲れにつながったりします。
遠視の度数と、年齢調節力を合わせることによって
見が疲れる距離がわかるので
知りたい時は、いつでもお店によってくださいね。
まとめ
遠視メガネの目的は、目を楽に使えること
目が楽に使えると良いことがいっぱいです。
・見えるから眼鏡をかけない
・目が悪くなりそうだから眼鏡をかけない
近視の子で、過矯正メガネをかけながら長時間近くを
見ていると近視が進むことがあるので、
ほどよい矯正レンズが必要です。
遠視の見え方も体験できます。
少しだけ視力検査をして、
子どもさんの度数に合わせるようセッティングしますね。
どんなふうに見えているか?
これを体験することで、
子どもさんの苦手なことや
大変なことがわかるので、
サポートがしやすくなります。
メガネをうちで作っていなくても、
メガネの度数を測定したりして、
体験できるので、
いつでもよってくださいね。