眼鏡補聴器で失敗しないポイント

軽いメガネのデメリットは、ズレやすさ

 

指宿の眼鏡屋、メガネのハッピーワンの高田です。

メガネは軽ければいいと考えている方は多いです。

けど、本当にそうなのでしょうか?

眼鏡屋さんだから、気付いた軽いメガネの短所をお教えしますね。

 

軽いメガネとは

メガネで軽いものは、レンズ抜きのフレームだけの重さで14g以下ほどで「軽い!」と感じる人が多いようです。

素材では、βチタンやウルテムを使用

「とにかく軽いメガネが欲しい」という要望は、

頭痛がる方や皮膚が弱い方に多いです。

軽ければ、メガネのデメリットを解決できると思い買う人がいますが

メガネ問題は素材で解決できるほど、簡単ではないんです!

むしろ、軽いゆえに起こる問題もあります。

高いお金出して、めっちゃ軽いメガネ買ったのにずぐズレる!

少し運動したら、すぐ下がってくる!

こんな失敗をしないために重要なポイントを説明します

 

 

知っトクポイント

使いやすい失敗しない眼鏡で重要なのは、

「度数に合ったフレームを選ぶ」という事です。

なので、視力検査→フレーム選びの順で失敗確率を少しましょう。

自分に似合うデザインも大切ですが、

度数に合ったデザインも重要です。

度数が強いのに、軽いメガネをかけると重心の位置が鼻側にかかり

メガネがズレやすくなります。

調整でどうにかできる場合もあるけど、

調整では限界があります。

あと、鼻あての形とかでも違ってくるので、

相談いただければ、何本か合わせていくことが可能です。

 

重要ポイントと3つ

軽いメガネで後悔してほしくないきっかけがあります

「高くて軽いメガネ買ったけど、ズレるしイライラする…」と相談を受けたんです

他店で買ったメガネでも調整するので、調整しながらお話していたのですが、

軽いメガネへの期待が大きかった分、とても残念そうだったのが印象に残っています。

このポイントを知ってもらって、

「軽いだけでは解決しない」と覚えていてもらえたら嬉しいです。

軽いメガネを求めて負のスパイラルに陥らないようにしてくださいね。

ちなみに負のスパイラルとは…

 

 

知っておいて欲しいことを3つまとめました。

 

①自分の顔の長さを知る

 

横幅はわりと測りやすいし、眼鏡屋さんでもメガネ合わせる時に

なんとなくわかると思います。

だけど、小鼻部分から耳の上までの距離を測って眼鏡屋さんに来る人は

ほとんどいません。むしろゼロです。

この小鼻から耳上までの距離って、

一人では測れないんですよね…

メガネ屋さんでも測定器具を置いてる店って本当少ないみたいです。(卸業者さん談)

 

そして、重要なのが長さですね。

角d度は鼻当てやクリングスの調整で必要なので眼鏡屋さんが調べます。

長さは850㎜から100㎜程度なら、ほとんどのメガネに合います。

100㎜超えると、メガネのモダン(耳部分)を曲げる幅が狭くなるので

ズレやすくなります。

逆に短すぎると、曲げれる場所がなくてスカスカになってズレやすくなるんです。

 

②店員さんを見極める

 

正しい調整には、時間がかかります。

お客さんの多いチェーン店などでは難しいかもしれません。

次から次にお客さん来たら、店員さんも焦っちゃいますからね。

あとは、メガネが好きそうな人にお願いするのが最善

ついつい熱く語ってくれる人は逃がしちゃダメです

「どんなメガネが良いですかねー」でテンション上がる店員さんはメガネ好きです!

私もこの言葉をもらえたら、全力で考えておススメを何本かプロの目線で探し当てますし

任せてもらってる・信用してくれる感が嬉しいんです。

 

③それでもズレる時の技

 

ズレ防止アイテムを使うことで、少しは違ってきます。

ズレロックや耳ピタと呼ばれるシリコンをモダン部分につけであげると

少しでも使い勝手がよくなります。

耳ピタ系のシリコンを使うものは、

眼鏡屋さんなら、どこでもできるのでおススメです。

 

そして、あんまりしてほしくないのですが

最終手段として…

輪ゴムを巻くってのがあります。

肌荒れしたりするので、本当にやめた方がいいです。

ただ、介護施設などで誰かが定期的に交換、肌チェックしてくれる状況で

外になかなか出れない人たちには有効だったりします。

 

まとめ

 

フレームを選ぶためにも、度数を知っておいた方が良いのを選べます。

なので、

視力検査→フレーム選び が理想です。

 

軽いメガネでズレて嫌だったり、痛みが出る時は

まずは買った眼鏡屋さんで調整してもらってくださいね。

うちは他店のものでも調整していますが、壊れやすい素材を使っているもだったり

折れそうなものはよく観察してから判断しますね。

調整がうまくいかない時に、耳ピタやズレロックなどの

ズレ防止アイテムを使ってみてください。

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店長タカダ

指宿出身指宿育ち子どもは2人。病院と介護施設で理学療法士をしていたが、メガネに救われ苦しめられ、また救われ眼鏡屋さんになりました。視力検査も好きですが、似合う眼鏡を一緒に探して「これだっ!」を聞けたら幸せな気分になります。

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