「ほおのたるみ」
「ほうれい線目立ってきたかな…」
あまり聞きたくない言葉
「リフトアップ!」
「美顔小顔体操!」
いろいろありますが、
メガネの掛け方で悪化させてしまう場合もあるようです
いくら体操して改善効果狙っても
上からフタをされたら
意味ないですよね
目次
1.ほうれい線とは?
ほおやあごが動かしにくくなって
耳の上にある側頭筋が
筋力低下、頑張りすぎてコリばかりに
ほおを維持できず
皮膚や筋肉が口元に集まってきて
谷ができます
この谷がほうれい線です
2.側頭筋がうまく働かなくなる原因は?
側頭筋が頬のリフトアップを放棄するのは
いくつか原因があるんです
①奥歯を食いしばるクセがある
奥歯をぎゅーっと噛むと違う筋肉が働く上に
アゴを固定していきます
アゴが変な形に固定されると側頭筋は
うまく働いてくれなくなるので
筋力低下しやすい
プラス長時間緊張状態になると
コリが出てきて動かなくなります
あと噛むクセで怖いのが
力の反転です
口を閉じた状態
歯と歯が当たった状態で噛み続けると
ほおそのものを下げる力が働きます
②目の使い過ぎ
目に力をぎゅーっと入れてる時って
目の周りの筋肉も力入ってるんです
筋トレほどのパワーはなくても
持続時間が長いと疲れ物質も流れなくて
筋肉はカチコチになります
腕だって何も持たずに
ずっと手をあげてたらしんどくなりますよね
腕の場合は、「しんどいよ」っていう信号がすぐに
くるのでやめられますが
目の周りは、小さくじんわり硬くなるので
すぐに痛くならず
「頭痛」「だるさ」「肩こり」って形で
SOSを求めてきます
目に力を入れる作業でヘロヘロなのに
頬のリフトアップまで頼まれたら
働きたくても働けないですよね
毎日残業みたいなもんです
③メガネの調整
頭横から目と耳の間を通ってアゴにつく側頭筋
たまにですが
この通り道をメガネで圧迫してる人がいます
長時間の圧迫でコリも出てくるし
ほおを上にあげようとしても
メガネが邪魔して上らない
上げたくても上らない
3.チェック方法
自分で簡単に確認できる方法を紹介していきますね
①奥歯の食いしばり
歯軋りでも一緒ですが、
この場合は、気づいてる人も多いですよね
あと意外と本人が自覚しないのが
集中した時に奥歯を噛み締める人!
これは自分で気づいて力抜いてください
あと鏡で口の中を見て
奥歯がはぐきと同じ高さになってるのも
要注意です
②目の使い過ぎ
夕方になると、目がぼやけたり
頭痛、肩こりがある人は
目に無理させ過ぎかもしれません
あとは15分以上スマホ見ると、
たいがい目は疲れてます
③メガネの調整ミス
これはすぐにわかります
メガネを外した時に
この赤い線のうち一箇所でも赤くなっていたり
皮膚を圧迫していたら
OUTです
ただ、むくみが出やすい人は
時間によって顔の大きさが変わるので難しいところ
横向きに寝る人は、下にある方が浮腫みやすいので
そっち側だけ圧迫されることがあります
4.改善方法
コリだけなら
簡単なセルフマッサージでほぐせます
やり方は
こめかみマッサージ
指三本でこめかみを押さえて
うーあーうーあーと口を大きく開いたり閉じたり
耳まわりほぐし
指二本でぐるぐる回してほぐす
①奥歯の食いしばり
歯軋りも、
ストレスだったら、私にはどうにもできませんが
首の筋肉や骨格のアンバランスが原因なら
お近くの病院や整骨院、整体でどうにかしてくれる
ところもあると思います
②目の使い過ぎは
目への負担を減らせば解決です
一番良いのは、
パソコンやスマホ、本を読む時間を減らす
もしこれができないのであれば
近くがハッキリ見えていても
近く用の補助メガネをかける
メガネ屋さんの私が言うと
営業っぽくなるから嫌なのですが
30歳超えたら、近くが見えてても
使った方が楽ですよ
老眼が早く進むって言う人がいますが、
隠れ遠視であれば、遠視のせいで見えにくいだけですからね
あと私は20代から使ってますが
調節力は落ちてません
③メガネの調節は
メガネ屋さんでしてもらった方が安全です
左右差やバランスを見ながら行うので
自分でするには限界があります
5.まとめ
側頭筋の働かせ過ぎ
そしてコリによる動きの制限で
ほおが下がってくる
下がってくると谷ができ、
それがほうれい線になってしまう
マッサージでほぐしてあげる
すぐに生活を変えたりするのは
難しいと思うので
できる範囲で
ぼちぼちしていきましょ